5月, 2022 - おかさげ農園

月別記事一覧

まぜこぜサラダ

2022.05.18

レシピ

5月中旬に入り「旬の野菜便」も野菜の品目が増えてきました。

ここは冬が厳しいため、3,4,5月は野菜の端境期…。

スーパーに行けば1年中野菜があるので、野菜のない時期があるなんてなかなかわからないですよね。

とはいえ、春から初夏は葉物が多く緑色の野菜ばかりです。

ですが、3,4種類くらい混ぜると微妙な色や形の違いで、

見た目も彩よくなり、美味しくなるし、いろいろな野菜の味を楽しめます。

我が家ではその時々に採れる野菜を適当に混ぜる「まぜこぜサラダ」をよく作ります。

ようは何でも3,4種類くらい混ぜればよしということです。

人も3,4人くらい集まれば話題も多様に広がるし、パワーもありますよね。

そんなイメージです。

以下その一部の紹介です。

茹で小松菜と浸し豆、かつお節の和サラダ
間引き人参とリーフレタスと小松菜白和え
ラディッシュ、茹で山東菜、キャベツ、浸し豆の中華和え

というような感じで、だれでもできる何でも「まぜこぜサラダ」で

楽しい食卓を囲んでくださいね。

ちなみに「大豆の旨味浸し豆」は5月の野菜便とマルシェで販売していますのでよかったらお試しください。

5月のおかさげ倶楽部

2022.05.13

体験情報

共同作業、おかさげ倶楽部のお誘いです〜

5/15 夏野菜苗植え付け〜(予備日5/18)

5/22 えごま播種〜(予備日5/25)

5/29 玉ねぎ、ニンニク収穫〜

種まきの話

2022.05.02

つぶやき

例えばニンジン。ニンジンは薄く覆土します。

なぜですか?-それは好光性の種子(明るい環境で発芽する種子)だから。畑をやってる人なら、まあ知ってることですね。本やネットに書いてある。

じゃあ、なぜ好光性なのか?これ答えられますか?

—( ;∀;)

「ぼーっと生きてんじゃねーよ」ってテレビだったら叱られるところですが、本当のところ答えは知りません。ただ僕が思うに「埋まってる時間がないから~」だと思います。多分。

ニンジンは越年性の一年草(越年草)です。夏から秋に芽を出して根を肥大させて越冬。春になると動き出して花茎を伸ばし花を咲かせ種を着けます。種は初夏に出来ます。バラバラっとこぼれ落ちたら、もうすぐ発芽可能。何なら雨続きの時なんか花序に着いたまま穂発芽します。休眠せず、すぐに発芽可能。結実期が発芽期と言うことです。だから、すぐ発芽する。だから発芽するまでに土や枯草に覆われる時間的猶予もないので、明るい環境でとにかく発芽するわけです。

ニンジンの発芽。せり科のニンジンの物語はまた別の日に書きたいな。

越年草のこのタイプ。春菊やレタスなども同じタイプだと思います。これらは皆共通して好光性の種子。そしてその種子は皆、デンプンやタンパク質をほとんど持たない痩せた種です。とにかく発芽して光合成を始めて糖を作らないといけない。だから、とにかく湿りと光さえあれば簡単に芽を出します。

とにかく今日はニンジンを例にしてみたけれど、種まきする条件は、その植物のライフスタイルと関係していて、想像すると面白いということを伝えたいなと書いてみました。ライフスタイル(生活型)によって結実期と発芽期にズレが生まれて、それが覆土厚を決めているって雑なお話でした。

アスパラガスの芽出し。ネギ、ニラ、アスパラ。すべてユリ科ですが、種が出来てから発芽するまでの期間が違うので、覆土厚も違います。
色々な種まき。それぞれの個性を考えながら種まきするのは楽しい。

まだまだ、話が部分的だけど、眠りの国からお迎えが来たので、今宵はここまでにいたしとうございまする。それでは皆さん、アテブレーベ オブリガード

トップへ